由緒ある元禄からの300年来の本棟造りを解体しての改築工事でした。
良質な地域産材のヒノキ、スギ等をふんだんに使いながら民家型住まいに「数奇屋マインド」を加味しています。
屋根の軒先廻り、外部開口りディテール等、入念に考慮したものです。

外   部 内   部 庭   園

東南面の玄関廻りです。現況の長屋をグルリと廻ってアクセスします。
信州の伝統民家の形態に、数奇屋の線の細さを加味してみました。
タル木・軒桁・柱材は南信州産の杉の磨き丸太材です。
玄関左側に見える地窓は、クローク収納の為の採光窓です。
正面の切妻面は、銅板葺の箕甲屋根納めです。
妻面の円窓は換気窓であり、細竹をあしらってあります。
西面から見た外観です。 周囲に対して控えめな形態で、屋根は粘土瓦の
一文字葺であり、100/1のムクリ屋根になっています。
左側に見える屋根は、現況蔵の屋根です。
南面庭から見た外観です。二百年以上生きつづける松、自治体から記念樹
指定された広葉樹等、地域を代表する旧家を感じさせます。
各開口毎に面格子のデザインを変えてみました。
親と子の格子の出巾を変え、陰影により格子の竪線にアクセントをつけています。

玄関建具の詳細です。
銀杏面を取った横桟は、極限状態の
細巾
です。杉磨き丸太材のタル木による二重天井が、上部に見えます。
H13年1月 竣工
木造2階
330m2
飯田市
木組の家へ   ページトップへ

Contents are copyright 2005 Kankyou Planning All right reserved.