築14年経過した北面からの風景です。
控えめな葺き降ろしの屋根形状で、100分の1のムクリ勾配をとってあります。
スリット状のガラス瓦は居間・玄関ホール・書斎に光を落とし、夜間は屋根面が
ライトアップ
されます。
玄関前の坪庭も、年数の経過と共に住まいと一体化し馴染んできました。
改築前の鬼瓦を坪庭に並べてあります。
瓦一つ見ても当時の職人芸の想い入れがひしひしと伝わってきます。
玄関ホールを入ると来訪者の視線は、天空光により強調された目前の飾り棚から、
大きな開口をとった左側の庭園へとごく自然に導かれます
トップライト内部には照明が組み込まれ、昼夜共同じイメージ空間です。
二面採光により明るく暖かい快適な居間空間です。
10年以上使い込まれ、木質空間に日常的な生活景が大変味わい深く溶け込んでいます。
二階からの障子越の天空光が、一階廊下迄、柔らかな光を落としています。
二階に造り付けた巾一間の万能水廻りです。
洗面ボール・シンク・電磁レンジを組み込んでみました。
床柱が今や珍しい柿の木、床は畳敷・出書院付の本床仕様です。
数奇屋門越に中庭を見てみました。
改築時に据えた景石も苔むし、落ち着いた安らぎの和風庭園が出来つつあります。
数奇屋門左側が改築部で、正面と右側土蔵は既存部です。
庭園を取り囲みながら一体化しています。
H5年12月 竣工
木造2階
320m2
飯田市

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